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keyと名乗っております。非日常に憧れた美大生の日常をご覧あれ!


by hawkey
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FACEMAKE

昨日はバイトだったので化粧をした。

毛穴を潰す程度にベースメイクをし、
鼻回りの赤みをファンデーションでかくし、
チークを頬骨のところに丸くつけ、
まつげの間を埋めるようにアイラインをひいて、
その上から囲い目パウダーで輪郭をなぞり、
地の色に近い色の口紅をつけた。

バイト先では、お客様に
「鼻筋が通っていて、目が大きい」との評価を頂いた訳だが、
化粧をしないときに言われなかった評価なので
化粧によって「鼻筋が通っていて、目が大き」く見えた、ということがいえよう。

鼻すじはもともと通っているので、肌の質感と色が均一になることにより、形がより強調されたものと思われる。
また目は目頭にラインを引くことによって目の輪郭がハッキリ見え、大きく見えたものと思われるが、
目が薄い奥ぶたえで目を見開くとラインが隠れてしまうことを考えると、うつむいた際のラインの長さが「目が大きい」という評価になっていると思われる。

以前化粧品売り場で「時間がたっても落ちずにカワイイ」という宣伝文句を耳にし、「カワイイ」とは何に対しての評価なのか疑問に思ったのだが、今回、評価ポイントを他人から明言されたことによりひとつの仮説にいきついた。
化粧にはそれぞれの文化による理想像が存在し、例えば20代女性の文化の理想像としては「肌が均一である」「目が大きい」「唇が常に潤っている」などの条件があり、それに近い状態そのものを「カワイイ」と評価するのではないかという説である。

そうなると、「カワイイ」の理想像をハイレベルで認識したもの同士の間での、「カワイイ」を越えた「超カワイイ」なるものが存在し、一般的な「カワイイ」満足している者の理解を越えつつ「カワイイ」の真理を追及する、なんてことがあってもいいのかもしれない。
by hawkey | 2012-02-08 15:55 | 考えごと