ガリガリ君による芸術的価値
2009年 05月 01日
青い看板のコンビニで
青いアイスを買う時
レジのちょっと化粧が濃いめのお姉さんが言う
「63円になります」
私は少し手間取りながら
財布を取り出し小銭入れのふたをあける
一瞬衝撃が走る
一円玉が
…ちょうど3枚ある!!
乾いた唇をちょっと舐めてから10円玉の数を数える
1、2、3、4、5…
6枚ちょうど、ある
3枚と6枚合計9枚の硬貨を丁寧につまみ上げ
お姉さんの手に渡す
財布の中は空っぽである
「レシートいらないです」
と言ってコンビニを出る
◎
この爽快感!感動!
何かで表現できないだろうかと思い,
「63円の歌」と題して曲を作ろうと思い立った
Aメロは6拍子、サビは4拍子のかっこいい構成で
しかもサビまでは属和音乱用で
サビ前は思いっきりタメを作って
めっちゃ爽快感溢れるロックチューンにしよう!
サビなんかもすぐ出てきた
♪62円じゃなくて~
64円じゃなくて~
63円~63円なんだ~
たとえ~
偶然が呼んだ奇跡でも~
良い感じである
◎
ここで私はちょっとしたユーモアでもって「63円」を「あなた」に変えて歌う事を思いついた
♪あのこじゃなくて~
そのこじゃなくて~
あなた~あなたなんだ~
たとえ~
偶然が呼んだ奇跡でも~
ちょっとダサいが
ラブソングテイストでなんだか世間にウケそうである
◎
しかし
例え「63円」を「あなた」に変えてよくあるラブソングにしたところで
「63円の歌」の曲や構成は『63円の感動』を表すためのものであって
「あなたの歌」はただのチープな替え歌にしか過ぎない
◎
これは言葉のあやと言うものだが
私がどんなに普段「あなた」を思っていても
表現のしようで「63円」より安くなるのが
なんとも皮肉な事である
青いアイスを買う時
レジのちょっと化粧が濃いめのお姉さんが言う
「63円になります」
私は少し手間取りながら
財布を取り出し小銭入れのふたをあける
一瞬衝撃が走る
一円玉が
…ちょうど3枚ある!!
乾いた唇をちょっと舐めてから10円玉の数を数える
1、2、3、4、5…
6枚ちょうど、ある
3枚と6枚合計9枚の硬貨を丁寧につまみ上げ
お姉さんの手に渡す
財布の中は空っぽである
「レシートいらないです」
と言ってコンビニを出る
◎
この爽快感!感動!
何かで表現できないだろうかと思い,
「63円の歌」と題して曲を作ろうと思い立った
Aメロは6拍子、サビは4拍子のかっこいい構成で
しかもサビまでは属和音乱用で
サビ前は思いっきりタメを作って
めっちゃ爽快感溢れるロックチューンにしよう!
サビなんかもすぐ出てきた
♪62円じゃなくて~
64円じゃなくて~
63円~63円なんだ~
たとえ~
偶然が呼んだ奇跡でも~
良い感じである
◎
ここで私はちょっとしたユーモアでもって「63円」を「あなた」に変えて歌う事を思いついた
♪あのこじゃなくて~
そのこじゃなくて~
あなた~あなたなんだ~
たとえ~
偶然が呼んだ奇跡でも~
ちょっとダサいが
ラブソングテイストでなんだか世間にウケそうである
◎
しかし
例え「63円」を「あなた」に変えてよくあるラブソングにしたところで
「63円の歌」の曲や構成は『63円の感動』を表すためのものであって
「あなたの歌」はただのチープな替え歌にしか過ぎない
◎
これは言葉のあやと言うものだが
私がどんなに普段「あなた」を思っていても
表現のしようで「63円」より安くなるのが
なんとも皮肉な事である
by hawkey
| 2009-05-01 17:49
| 考えごと